Kilroy Was Here

不定期更新の技術ブログ

Visual Studioでのデバッグ

Visual Studioエンジニアリングチームは、ブログ上で

知っていると便利なデバッグ手法を紹介している。

blogs.msdn.microsoft.com

紹介されているデバッグ手法は下記のとおり。

上記のリンク先では、実際の操作の様子がgif画像で確認できる。

 
1.Set Next Statement
Ctrlキーを押し続けると、Run to Clockのアイコンが
Set Next Statementのアイコンに変わり、黄色い矢印を移動させられる。
 
右クリックメニューからMake Object IDを選択することで使用可能。
値が変化した場合にのみブレークすることができる。
 
3.Reattach to Process機能
一度Attach to Processした処理をもう一度実施する。
Ctrl+Alt+PでAttach to Processし、Shift +Alt+PでReattach to Processを行う。
 
4.Show Threads in Source機能
ツールバー上のShow Threads in Sourceボタンで切替。
実行されるスレッドを明示的に表示することが可能。
 
5.単一スレッド内部でのステップ実行機能
複数のスレッドをジャンプすることなくステップ実行する。
 
6.Debug.ListCallStacks -allThreads機能
コマンド画面を開き、Debug.ListCallStacks -allThreadsと入力。
すべてのスレッドのスタックを表示できる。
 
7.nse指定
No Side Effectsの意味。サイドエフェクトを発生させずに実行する。
 

リモート管理機能搭載サーバ

レノボ・ジャパンは、ハードウエアのリモート管理機能を

搭載したLenovo ThinkServer TS460とRS160を発表した。

itpro.nikkeibp.co.jp

TS460はタワー型のハイエンドモデルで、ストレージを最大80TB、

メモリを最大64GB搭載可能だ。

また、RS160はラック型最軽量モデルで、ストレージを最大16TB、

メモリを最大64GB搭載可能だ。

 

どちらの製品も最新世代プロセッサーを搭載しており、

「ThinkServer Management Module(TMM)」によって、

サーバー画面の遠隔操作やファームウエア更新などが可能。

Makebox ARでモデリング

ZenFone ARの発売日と同じ6月23日に、Makebox ARはリリースした。

このMakebox ARはMinecraftライクに3Dモデリングを楽しめるアプリで、

積み木を置くように直感的に3Dモデルをつくることが可能。

jp.techcrunch.com

Minecraftの要領で3Dモデルを作った後は、

Makebox ARのサイトにアップロードすることが可能。

 

Web上に共有されたモデルをobjファイルとしてダウンロードして、

Unity等のゲームエンジンで利用することも可能だ。

 

また、作成したモデルを3Dプリンタで印刷して、

フィギュアにすることもできる。

 

アプリが動作している様子は下記の動画から。

www.youtube.com

法令データベースのリニューアル

総務省は法令データベース「e-Gov法令検索」を、

明日26日午後にリニューアルすると発表している。

itpro.nikkeibp.co.jp

この法令データベースを利用することで、独自の法令データベースを

持たない中小企業でも、様々なアプリを開発できると見込んでいる。

 

憲法や法律、政令、府省令、規則などの現行約8000法令が、

XML形式のオープンデータとして誰でも二次利用できる。

D言語がGCCに追加

GCC Steering Committeeは、D言語フロントエンドおよびランタイムを

GCCに含めることを許可したようだ。

news.mynavi.jp

今後リリースされるGCCには、デフォルトでD言語フロントエンド

およびランタイムが含まれるものと見られる。

 

2017年6月におけるD言語のTIOBE Programming Community

インデックス値は1.416%で22位で、それなりのシェアを確保している。

 

GCCD言語フロントエンドとランタイムが取り込まれることで、

今後どのような変化が現れるかが注目される。

AIエージェントAPI

NTTドコモは23日に、AIエージェントAPIを開発したことと、

パートナー企業に対しオープンな形で提供することを発表した。

japan.cnet.com

iコンシェルやしゃべってコンシェルの運営を通じて蓄積してきた技術を、

APIを通じてパートナー企業に広く活用してもらうことが、主な目的。

 

このAPIを用いたAIエージェントの大きな特徴は、場面に応じて

複数のエージェントが入れ替わりながら対応する点にある。

 

メインエージェントが対応できない機能やサービスが必要な場合は、

それぞれのサービスに特化したエキスパートエージェントを呼び出し、

そちらと対話することでユーザーの要求を解決できる仕組みだ。

 

AIエージェントAPIは、多目的対話エンジン、IoTアクセス制御エンジン、

先読みエンジンと、大きく3つのAPI群から成り立っている。

これらのAPIによって、より自然に、環境に依存せず、最適なタイミングで

サービスを提供することが可能なようである。

mac新OSのベータ2

iOS 11macOS High SierratvOS 11watchOS 4

4つのOSでベータ2が公開された。

gigazine.net

iOS11には、Wi-Fiシェア機能や自動アンインストール機能が

追加されたほか、HEIF/HEVCが画像・動画フォーマットとして

導入された。

 

macOS High SierraもHEVCをサポートしており、

そのほかにMetal 2もサポート。

 

Photosアプリには、新しいサイドバーが追加され、

CurvesやSelective Colorなどの新しいオプションが追加されている。

Safariは速度が向上しており、Spotlightはフライトステータス情報を

サポートする。