Appleの新製品
1.新OS
WWDC 2017で、新macOSとして「macOS High Sierra」が発表された。
macOS High Sierra上で動作するSafariはChromeよりも80%高速で、
世界最速であるとのこと。
macOS High Sierraのベータ版は6月6日、パブリックベータ版は6月末を
予定しており、秋頃から無料アップデートが可能になるようだ。
また、iOS 11も発表されており、新機能が追加されている。
Apple PayがiMessageでも使用可能になるようで、
個人間のメールで送金が可能となるようだ。
2.新型iMac
「iMac 21.5インチ」「iMac Retina 4K 21.5インチ」
「iMac Retina 5K 27インチ」の3機種が発表された。
プロセッサにはKaby Lakeを採用しており、Thunderbolt3に対応。
macOS High Sierraを使用することでVRもサポートする。
WWDC 2017
WWDC2017の発表予想記事。
ハード面の予想では、MacBook ProやiPad Proの
新型モデル投入が挙がっていた。
また、Siriを搭載したスマートスピーカの発表も
可能性があると考えられている。
プログラミング工作キット
トイ・プラットフォームを発表したようだ。
小さなブロック状の「キューブ」にプログラムを読み込ませることで、
組み合わせたおもちゃが動き出すという仕組みだ。
キューブ以外では、本体である「toioコンソール」とカートリッジ、
コントローラーである「toioリング」によって構成。
ちなみに、toioリングには加速度センサーが内蔵されているため、
揺すったり傾けたりといった操作を認識することができる。
また、カートリッジにはtoioを動かすためのプログラムが
収録されており、差し替えることで様々な遊び方ができるようだ。
toioで子供を遊ばせることで、自分で決めたゴールに向けて
試行錯誤を繰り返すことを促せるので、
教育ツールとして有効なのかもしれない。
実際に動いている様子は下の動画で確認できる。
格安スマホの実行速度
MVNOの広告表現に対して規制の動きがある。
速度計測方法を確立するための実証実験の予算を確保している。
2017年度中に業界団体が主体となって実験が行われる予定だ。
実証実験の目的は、十分な信頼性を確保できる
実効測定の方法を確立することにある。
焦点となるのが、測定地点を減らして、
実効速度の信頼性が保てるかどうかだ。
Cortex-A75/A55
ARMは、新CPUプロセッサである
「Cortex-A75」と「Cortex-A55」を発表した。
これはDynamIQテクノロジーベースであるようだ。
Cortex-A75は、Cortex-A73の進化版となるプロセッサで、
高効率性を維持しつつシングルスレッド性能を向上させている。
また、Cortex-A55は、前世代となるCortex-A53比で
パフォーマンスを18%向上させつつ、15%の電力効率を達成している。
さらに、2倍のメモリ性能と10倍のスケーラビリティも実現している。
以上のプロセッサは、機械学習やVRにも対応するとしており、
高速応答が求められる場合に特に有効とのこと。
出荷予定は2018年初頭からとなっている。