WebStorm 2017.2の公開
JetBrainsは「WebStorm 2017.2」の公開を発表した。
この新バージョンではwebpackやESLintなどのサポート改善、
MochaおよびKarmaのテスト機能向上、新しいリファクタリング機能
およびコードスタイルオプションの導入が行われている。
WebStormは、チェコ共和国のプラハに本社を置くJetBrainsが
開発したIDEで、IntelliJ PlatformをベースにWeb開発に
機能を絞ったものである。
主な対応言語はJavaScript, TypeScript,HTML, CSSで、
Node.jsやVue.jsもサポートしている。
そのほか、Angular, React, Meteor などのフレームワークにも対応。
新バージョンでは、エイリアスや複数のモジュールを使うなどの
複雑なwebpack設定を行っている場合でも、適切なパスを処理し、
最適なシンボルを提案するようになった。
また、リファクタリング機能も強化されており、クラスやグローバル関数、
モジュール内変数を別の場所に移動させても、関連するすべてのコードを
適切にアップデートしてくれるようになった。
WebStormは有料のIDEではあるものの、
試用期間30日間のフリートライアル版が現在公開されているので、
試しに新機能に確認してみるのもいいかもしれない。