シムシティで学ぶ政治塾
エレクトロニック・アーツは、8月21日から23日の3日間にわたり、
Android/iOSアプリ「シムシティ ビルドイット」を通じて
都市行政や街づくりを学ぶ「SIMCITY BUILDIT School of Politics」
というイベントを開催した。
地方行政や都市デザインの専門家を講師として招聘し、専門的な理論を
ゲームのシミュレーションという形で参加者は楽しみながら学んだ。
このようなゲーム性と教育を掛け合わせた「エデュテイメント」は、
小学校でのプログラミング教育などでも活用が進んでいる。
政策を実行することで街がどのように変化していくかという一連の
プロセスは、座学だけではイメージしづらく、学習のハードルが高い。
しかし、このようなエデュテイメントを通じての場合は、
シミュレーションしながら手軽に学習できるため、
リアルな政治経済や街づくりを考える一歩として有効な手段だと思う。
最新版Go 1.9がリリース
Goプロジェクトチームは、最新版であるGo 1.9の公開をブログ上で
伝えた(Go 1.9 is released - The Go Blog )。今回のリリースは、
主にランタイムとツールの改善に主眼が置かれているようだ。
主な変更点は下記のとおりだ。
1.型エイリアス宣言のサポート
2.math/bitsパッケージの導入
3.syncパッケージへのMap型の追加
4.テストヘルパー機能の改良(Helperメソッドの追加)
5.プログラム動作の高速化
6.並列コンパイルのサポート(デフォルトで有効)
7.timeパッケージでのモノトニック時刻のサポート
オープンソースのフォント
Project Brainwave
Microsoftは、「リアルタイムAI」実現のためのシステムとして
ディープラーニング用プラットフォーム「Project Brainwave」を
発表した。
MicrosoftではProject Brainwaveのプラットフォーム構築にあたって、
FPGAを活用している。データセンターに高性能FPGAを直接接続する
ことで、「CPUによるリクエスト処理」を省き、高いスループットを
実現している。
また、ソフトウェアDNN処理ユニット(DPU)を搭載しているが、
必要なデータタイプを選べるように設計してあり、柔軟性が
確保されているとのこと。
組み込んだソフトウェア・スタックは、一般的なディープラーニング
フレームワークをサポートしており、「Microsoft Cognitive Toolkit」と
「Tensorflow」には現時点でも対応済みで、今後は他のものにも
対応していく予定。
IntelのStratix 10を 用いて、リクエストを1ミリ秒未満で実行した
デモでは、39.5TFLOPSの性能を記録しており、10サイクルに1度
マクロ命令が出されることによって、1サイクルで13万回以上の
演算処理を維持できるとのこと。
Android 8.0の正式発表
次期モバイルOS「Android O」(Android 8.0)が明日未明に
正式発表されるとのこと。Android Oに搭載される新機能は、
アプリ起動速度の短縮やバッテリー寿命の向上などだ。
Android Oで追加される「Copy-Less-Paste」という新機能を利用すると、
ユーザーがテキストを長押ししなくても、ダブルタップだけで最適な範囲を
選択できるようだ。また、選択した内容に応じて、「Google Mapを開く」や
「Gmailを開く」などのコンテキストメニューも表示できるとのこと。
Android 7.0で刷新したマルチタスク機能についても強化されるようである。
Android Oのコードネームは「Oreo」(オレオ)となることが濃厚。
Android O発表会はライブストリーミングも実施予定。