Kilroy Was Here

不定期更新の技術ブログ

Bluetoothが抱えるBlueBorne

GoogleAmazonは、「Google Home」と「Amazon Echo」に対して、

それぞれ修正パッチの配布を開始している。配布の目的は、Bluetooth

の抱える「BlueBorne」という脆弱性に対処するためだ。

japan.cnet.comBlueBorneは8件のBluetooth脆弱性の総称で、iOS / Android / Windows

/ Linuxを搭載する多数のスマートフォンやコンピュータに影響を及ぼす

ことが既に知られている。

 

このBlueBorneは、マルウェアで攻撃する際の入口として使われる

可能性があると指摘されている。実行には、攻撃者がBluetooth

通信可能範囲内に侵入する必要があるものの、その問題さえクリア

してしまえば、Bluetoothを有効化したデバイスをペアリングなしで

攻撃できてしまう。

 

Bluetoothを搭載したデバイスは82億台にものぼり、自動車・医療機器

ウェアラブル機器など多岐にわたるため、BlueBorneへの対策は急務

である。現時点では、GoogleMicrosoftは対処済だ。なお、Echoは、

v591448720よりも新しいバージョンであれば、パッチは適用されている。

KDDIがセルラーLPWAの商用化

KDDIは、LPWA方式の通信サービス「KDDI IoTコネクト LPWA」の

開始を発表。この方式はLTEと比べて低速だが、低コストであるので、

主にIoTでの利用が見込まれる。月額料金は40~200円。

itpro.nikkeibp.co.jp

KDDI IoTコネクト LPWAは、「au 4G LTE」の全国のサービスエリアで

利用できる。また、「エリアカバレッジ拡張技術」を用いることにより、

LTEでは圏外となるような屋内や非居住地などでも利用可能。

 

待ち受け時に基地局からの電波をサーチする間隔を延ばす「eDRX」と、

電波のサーチを最大13日間停止する「PSM」を実装しており、1.28秒

間隔でサーチする通常のLTEと比べ、消費電力を大幅に減らせられる。

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月額料金は、通信量10Kバイト以内かつ契約数500万1回線以上の場合が、

最安で40円。通信量500Kバイト以内かつ契約数1万回線以内の場合が、

最高で200円となる。

EAがゲームストリーミング参入

エレクトロニック・アーツが、2020年までにゲームストリーミング

サービスを開始する計画があることが報じられた。また、EAはこの

サービスを、他社とのパートナーシップの上で行う予定であるようだ。 

www.gamebusiness.jpこの発表は、「UBSグローバル・テクノロジー・カンファレンス」で

EAのCFOであるBlake Jorgensen氏が語ったものだ。近年、多くの企業

がデータセンターを提供するようになったため、一時は断念したゲーム

ストリーミングサービスへの参入計画が再浮上したとのこと。

 

また、マイクロソフトも2020年までにゲームストリーミングに参入する

計画があると公表しているが、EAとマイクロソフトのパートナーシップ

を意味するのかは不明。

DropboxがAutodeskを直接統合

Dropboxは、Autodeskとの統合のためのアプリケーションを発表した。

このアプリケーションを用いると、Dropbox上のファイルをAutodesk

から開き、保存することが可能。また、Autodeskなしでファイルを

閲覧できるビューワーアプリケーションも公開された。

jp.techcrunch.comアプリケーションは既に提供開始しており、AutoCad App Storeから

入手可能。このアプリケーションによって、ユーザはDropbox上の

.dwg設計ファイルをAutoCadから直接開ける。また、作業を終えた

ファイルの保存も、自動的に行われる。

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ビューワーアプリケーションは、Autodeskをインストールしていない

ユーザーともデータを共有可能だ。さらに、ファイルへのコメントの

投稿もできる。

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スパコン省エネランキングが発表

スーパーコンピュータの省エネ性能を格付けするランキング

「Green500」の最新版が、現地時間11月13日に発表された。

今回、ランキング上位を日本勢が独占している。

japan.cnet.com上位にランクインしたシステムはすべて、ExaScalerの液浸冷却システム

「ZettaScaler-2.2」と、PEZY Computingのアクセラレータ「PEZY-SC2」

を採用している。

 

1位は「Shoubu(菖蒲)system B」で、理研の情報基盤センターに設置

されている。このスパコンは、1Wあたりの処理性能が17.009GFLOPSに

達している。なお、GFLOPS(ギガフロップス)とは、浮動小数点演算を

1秒間に何億回行うことが可能かを表現した単位である。

 

2位は「Suiren(睡蓮)2」で、大学共同利用機関法人高エネルギー加速器

研究機構に設置されている。1Wあたりの性能は16.759GFLOPSに達した。

また、3位はPEZY Computing社内に設置された「Sakura」で、1Wあたりの

性能は16.657GFLOPSだった。

 

性能ランキングの「TOP500」においては、Shoubuが259位、

Suiren2が307位、Sakuraが276位にランク付けされている。

 

今回の省エネランキングは、4位以降についても日本のスパコンが上位の

大半を占めている。5位には海洋研究開発機構の「Gyoukou(暁光)」が、

6位に東工大の「TSUBAME3.0」、7位に産総研の「産総研AIクラウド」、

8位に理研富士通が共同で運営する「RAIDEN GPU subsystem」が、

それぞれランクインしている。5位のGyoukouは、性能ランキングでも

4位を獲得した。

製品に採用すべきでないドメイン

世界各国には、.jp / .us / .ukなどの「国別コードトップレベルドメイン

が割り当てられており、国によってはドメインを販売している場合も

ある。「.io」は入出力を示す「IO(Input/Output)」をイメージさせると

して人気がある一方、製品には使用しない方がいいという意見もある。

gigazine.netStreamはこれまで.ioドメインを使ってきたが、今年9月20日にシステム

モニタとヘルスチェックで断続的な障害が発生し、サービスが実質的に

使えなくなる事態に陥ったとのこと。

エンジニアの調査によれば、6つの.ioネームサーバのうち、2つのサーバ

でレコード解決に失敗し、偽陰性のNXDOMAINエラーが返されていたこと

が判明。なお、同様の偽陰性NXDOMAINエラーは2016年にも発生していた。
今回の事件を受けて、SteamはコアAPIでの.ioドメイン利用を中止した。

 

そのほかにも、サーバ管理・監視ツール「Mackerel」でも、.ioドメイン

原因で誤報が出る事態になっていたとのこと。そのため、.com / .net / .org

のようなgTLDを使うのが、最も簡単な方法だと結論づけられている。

PostgreSQLが全バージョン最新に

PostgreSQLグローバルデベロップメントグループは、現在サポート

している全バージョンについて、PostgreSQLの最新版を公開した。

news.mynavi.jp今回のバージョンでは、BRINインデックスにおけるバグやロジカル

レプリケーションのバグなど、過去3カ月に報告されたバグに対して

修正が行われている。

 

開発元はできるだけ早くアップデートするように求めており、

BRINインデックスまたはcontrib/start-scriptsを使用している

場合は、特に注意が必要とのことだ。

 

なお、PostgreSQL 9.2系は今回のリリースまででサポート終了となる。

今後、セキュリティパッチなどは提供されなくなるため、可能な限り

早く他のバージョンへアップグレードすることが推奨されている。