低価格なハイエンドCPU
2017年夏に発売される、デスクトップPC向けのハイエンドCPU
「Ryzen Threadripper」の価格が正式に発表された。
価格は1920Xが799ドルで、ハイエンドモデルの1950Xが999ドルであり、
Intelのハイエンドモデル「Core i9-7900X」と1950Xは同価格である。
Core i9-7900Xを性能で圧倒する1950Xを同価格でリリースするという、
Intelを完全にたたきつぶすための戦略的な値付けというわけだ。
Core i9-7900Xは、グリスバーガー状態による発熱問題も抱えているため、
この点でも1950Xより不利になりそうだ。
製品の使用については、下記の通り。
CPUコアをInfinity Fabricと呼ばれる新インターコネクトで接続するなど、
Ryzen ThreadripperにはEPYCと同じ仕組みが採用されている。
SKUは以下の9モデルで、16コア・14コア・10コアモデルが2種類ずつ、
12コアモデルが3種類というラインナップになっている。