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GoogleChromeのフリーズ問題

偽のサポートホットラインの電話番号が書かれた、偽のセキュリティアラートで、ブラウザをフリーズさせる新たな手法が開発された。この新手法は、Windows版「Google Chrome」の現行バージョンを標的にするものであり、ブラウザに対して何千ものファイルを迅速にダウンロードするよう命令することで、瞬時にChromeを応答不能の状態にする。

japan.cnet.comこの手法で使われるWebページには、ウェブAPIを悪用するコードが含まれるという。このコードは、「Blob」オブジェクトを0.5秒間隔でダウンロードするように設定されており、大量の同時ダウンロードを発生させることにより、ブラウザはフリーズし、CPUとメモリの使用量が急激に上昇する。

 

これへの対抗策は広告ブロッカーの使用だ。また、ページにアクセスしてしまった場合でも、タスクマネージャーを開いて、問題のブラウザプロセスを強制的に終了することで、難を逃れられる。