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ウイグル自治区に顔認識システム

新疆ウイグル自治区西部で、対象者が「安全区域」から300m離れると当局に警告する顔認識システムをテスト中であることを、米Bloombergが報じている。

japanese.engadget.com2014年の暴動以来、新疆ウイグル自治区には多くの検問や警察署、監視カメラが設置され、監視システムの実験場になっている。なお、全世界の監視カメラ市場のうち46%を中国が占めており、データ分析のためのディープラーニング用サーバーについても4分の3を占めているとのこと。また、同国は2015年に国内の治安維持費として938億元もの予算を発表しており、金額的にも「監視大国」になっているようだ。2017年末の時点で、全国に約1億7千万台ものCCTVを配置し、2020年までには4億台以上に増えるという予測もある。