Google CastでのWi-Fi不通問題
Google HomeやChromecastなどのGoogle Cast対応デバイスと最新Androidの組み合わせが原因で、一部のルーターに不具合が発生しているようだ。
japanese.engadget.com問題は昨年10月頃から報告されており、少なくともAsus / Linksys / Netgear / TP-Link / Synologyの製品で発生が確認されているとのこと。この問題の原因は、Google Cast対応アプリが用いる「mDNSパケット」にあるとの調査結果が報告されている。
mDNSのパケットは通常20秒間隔で送信されているが、スリープ復帰時にAndroid端末が短時間で10万パケット以上を送信するケースが確認されており、ルーターによってはパケットを処理しきれずにハングアップなどの問題が発生することもあるとのことである。
すでにファームウェアはリリース済みで、Googleも修正作業を行っている。なお、Google Home Help Forumでは、以下の方法で問題を回避できるとの報告も上がっている。
- Android端末の「設定 > Google > キャストメディアの制御」をオフ
- Google Play開発者サービスのベータ版(11.9.73)をインストール