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AIを強化したExynos 9810の量産

サムスンは、AI機能を強化したプロセッサ「Exynos 9810」の量産を開始した。このオクタコアプロセッサは、2.9GHzのコア4つを備える。なお、独自設計により、シングルコアの性能は2倍、マルチコアの性能は40%向上したという。

japan.cnet.comExynos 9810は、3Dスキャン機能による顔認識が可能であり、顔・虹彩・指紋の情報を管理するセキュリティ処理ユニットを備える。また、リアルタイムのアウトフォーカス機能や、暗い環境などでの高画質画像の撮影や記録も可能だ。

 

このプロセッサは、今後登場予定の「Galaxy S9」に搭載される可能性が高い。2017年にサムスンは、主力スマートフォンの製造プロセスを14ナノメートルから10ナノメートルに移行しているが、早ければ2018年下半期に8ナノメートルへ移行する可能性も考えられる。