3倍に高速化したRuby 2.5.0
Rubyコミュニティは、Rubyのバージョン2.5.0をリリースした。
news.mynavi.jpバージョン2.5.0ではtrace命令を削除することで5~10%の高速化を実現。
また、&block使用時に「Lazy Proc allocation」を用いることによって、
前バージョン比で約3倍の高速化を実現した。そのほか、Mutexの再構成
やERBによるコード生成速度の向上など、全体的なパフォーマンスの改善
が加わっている。
主な新機能は下記のとおりだ。
・do/endブロック内での例外処理の記述
・yield_self
また、大きな変更点は下記のとおり。
・トップレベルの定数検索の削除
・pp.rbの自動読み込みの追加
・バックトレースおよびエラーメッセージの表示順の変更