NAVERまとめの新しい著作権管理
著作権管理システム「Lisah」のNAVERまとめへのテスト導入を
開始したと、ネクストライブラリは発表した。
japan.cnet.comNAVERまとめでは、プロバイダ責任制限法のガイドラインに沿って、
権利侵害などの問題があるまとめに対処するとともに、365日体制の
全件モニタリングを実施しているという。
特に著作権侵害に関しては、昨年12月より「みなし非表示対応」の導入や
情報開示請求についての改善など、さらに踏み込んだ対応も開始していた。
しかし、不正利用されている著作物の発見後、削除要請のために書面作成
などの作業を著作権者自ら行う必要があった。
この問題に対応するため、画像を登録するだけで不正利用されている
著作物を自動的に探索し、その場で非表示化やキャプションの書き換え
ができる、著作権管理システム「Lisah」が開発された。11月29日より
テスト運用を開始し、本格運用に向けた準備を進めている。
なお、Lisahでは、リサイズや切り抜きで偽装されたものも含めて
不正利用画像を検知することができ、検知率は96%を実現している。
登録コンテンツと一致する可能性がある画像が検知された場合には、
詳細情報が著作者に通知される。また、検知できなかった事例を集める
ことによって、検知率の向上を継続的に実施することもできるという。