オープンソースRISC CPUコア
Hot Chips 29において、「RISC-Vチップ」(リスク ファイブ)を
SiFiveは発表した。オープンソースである点は業界初。
RISC-Vはローヤリティフリーな命令セットであるため、
ARMやMIPSに比べると、安い初期コストで利用できる。
なお、RISC-Vのアーキテクチャを管理しているRISC-V Foundationには、
65以上の団体が加盟しており、NVIDIA・HPE・Microsoft・IBM・Google
・Qualcommなどの大手メーカーも参加している。
チップ開発には大きなコストがかかるが、このようなオープンソース化の
取り組みによって、イノベーションがより盛んになり、再利用が促進され、
より多くの開発者を引き付けられるようになると、SiFiveは考えている。
また、オープンソース化により、付加価値を考えることだけに開発者が
集中することができると期待されている。