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Bluetoothの新コーデックが発表

クアルコムは、Bluetoothオーディオ用の新コーデック「aptX Adaptive」を発表した。

japanese.engadget.comaptX Adaptiveの特徴は、オーディオの特性や通信状態に合わせて、音質重視と低遅延重視を自動的に切り替える点にある。デバイス間のRFシグナル品質を参照して、高音質/低遅延/低ビットレートを選択するのだ。

youtu.be用途については、動画視聴・音楽再生・ゲームでの使用がを挙げられている。利用するには送信側と受信側の双方がaptX Adaptiveに対応している必要があるが、9月以降に出荷するBluetooth 5.0オーディオ受信チップ「CSRA68100」および「QCC5100」シリーズにaptX Adaptiveデコーダーは含まれる予定である。

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また、スマートフォンなどに搭載するエンコーダーは、12月からAndroid P向けに提供が開始される。アップル製品については、AACを採用しているので、aptXには非対応だ。