カスペルスキー製品の使用禁止
米国の政府機関で、Kaspersky Labのソフトウェアを使用することが
違法となった。Kaspersky製品の使用禁止は、2018年国防権限法に
盛り込まれている。
japan.cnet.comKasperskyに対しては、ロシア政府の影響を受けやすいとの
懸念が高まっているため、今回のような禁止令が成立した。
この取り組みを主導した共和党のJeanne Shaheen上院議員は、
「Kaspersky Labが米国の国家安全保障にもたらす重大なリスク
を考えると、同社製ソフトウェアの排除命令を法的に拡大・強化
する必要がある」と述べている。
一方、Kaspersky Labは「地理的条件を狙い撃ちしたやり方であり、
深刻な懸念を抱く」と述べた。自社や米国のビジネスパートナーに
対して大きな損害を与える事態になってしまったので、利益を守る
ためにKaspersky Labは今後どのような行動をとるべきか検討中で
あるとのこと。