iPhone Xを分解した画像が公開
iFixitは、iPhone Xを分解し、内部の様子を公開している。
iFixitのサイト上で公開されているX線画像には、iPhone Xの
特徴となるようなユニークな部位に枠線が記入されている。
1.バッテリー(画像の赤枠部分)
バッテリーは、省スペース化のために2つに分割され、L字形に
配置されている。これにより、狭いスペースに効率的に部品を
収納できるようになっている。バッテリーの分割はiPhone初だ。
2.ロジックボード(オレンジ枠部分)
iPhone Xのロジックボードは、部品数は35%増えているものの、
従来の70%程度にまで省スペース化することに成功している。
これは、2枚のボードをPCBで接続し、ボードの両面を使うこと
により実現している。
3.TrueDepthカメラ
iPhone Xの顔認識システムを実現するために搭載された、
TrueDepthカメラは下記のようなシステムになっている。
①フロントカメラによる顔情報の取得(赤枠)
②顔情報の3Dマッピング処理(オレンジ枠)
③IRカメラによるマッピングデータの処理(黄枠)