フラットデザインのデメリット
コンサルティング会社「ニールセン・ノーマン・グループ」の調査に
よって、フラットデザインには、ユーザーに余計な時間を割かせ、
決断力を弱める効果があることが判明した。
ボタンなどのナビゲーションがフラットデザインになることで、
ページ滞在時間は増えるものの、ブランドイメージには悪い影響を
与える可能性もあるとのことだ。
調査では、スキュアモーフィックデザインとフラットデザインの
サイトを比較し、ユーザの目の動きやページ上に留まる時間を
測定したようだ。
結果は、フラットデザインのサイトは、1ページあたりに割かれる
平均時間が22%も長かったとのこと。また、ユーザが視線を固定する
までの時間は平均すると25%も長くなった。
このことが意味することは、ユーザがフラットデザインのページを
直感的に理解できていないということだ。下の画像をみてみると、
フラットデザインのサイトの場合では、スキュアモーフィックデザインの
サイトよりも視線が集中していることがわかる。