シャープの老化物質測定センサ
シャープライフサイエンスが、老化物質「AGEs(最終糖化産物)」の
体内蓄積レベルを測定できるAGEsセンサ<RQ-AG01J>の発売を発表。
左手中指の先を測定部に挿入するだけで、AGEsの蓄積レベルを簡単に
測定できるのが特徴だ。血液の採取が不要で、所要時間も30~60秒程度。
AGEsは糖とたんぱく質が結合して生成される物質で、一部の発酵食品などに
含まれるほか、飲食を通じて摂取した糖が体内のたんぱく質と結合して
生成されることもわかっている。老化に関与するといわれていることから、
健康状態を表す新しい指標として注目されている。
光を当てると発光するという特性を一部のAGEsは有しているため、
本機はその特性を利用して、指先に近紫外光を照射し、体内のAGEsが
発した光の量を測定・解析することで蓄積レベルを算出する仕組みだ。
スコア化してA~Eの5段階評価で表すほか、同世代と相対比較した順位を
目安として示す。また、付属のプリンタで測定結果を印字することも可能だ。